『半側空間無視改善のための評価・リハビリテーションツール @ATTENTION』の使用を7月からリハビリテーション部で開始しました。
脳卒中等の脳の病気になると視覚入力の問題が現れることがありますが、その中で左右どちらかの方向を意識しにくくなる病態のことを総称して“半側空間無視”と呼んでいます。従来ではプリントやブロックなどを用いて、その方向へ意識を向けるように促していくことがリハビリのアプローチでしたが、この度導入したATTENTIONというソフトはパソコン上で評価から課題までこなすことができる優れものなのです。
まだ導入から間もないので私たちも試行錯誤しながらになりますが、今後の治療や研究に活用していきたいと思います。